決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＵＮＩＴＥＤ、ＡＭＩ、日特エンジ (8月3日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の8月2日から3日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＡＭＩ <3773>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1.3億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)に浮上し、通期計画の6.8億円に対する進捗率は19.4％となった。

★No.2　日特エンジ <6145>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比22.2％増の8.5億円に伸び、4-9月期(上期)計画の16.1億円に対する進捗率は53.0％に達し、5年平均の26.3％も上回った。

★No.3　ヤマダコーポ <6392>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→13億円(前期は15.6億円)に30.0％上方修正し、減益率が36.2％減→17.1％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3773> ＡＭＩ 　　　　東Ｍ 　 +19.12 　　8/ 3　　　1Q　　　　黒転
<6145> 日特エンジ 　　ＪＱ 　 +13.61 　　8/ 3　　　1Q　　　 22.21
<6392> ヤマダコーポ 　東２ 　 +12.95 　　8/ 3　　　1Q　　　 51.20
<2497> ＵＮＩＴＥＤ 　東Ｍ 　 +12.87 　　8/ 3　　　1Q　　 3757.19
<6670> ＭＣＪ 　　　　東２　　 +9.28 　　8/ 3　　　1Q　　　 24.85

<9685> ＫＹＣＯＭ 　　ＪＱ　　 +6.45 　　8/ 3　　　1Q　　 3100.00
<7018> 内海造 　　　　東２　　 +3.47 　　8/ 3　　　1Q　　　157.28
<8006> ユアサフナ 　　東２　　 +2.14 　　8/ 3　　　1Q　　　 20.44
<4115> 本州化 　　　　東２　　 +1.93 　　8/ 3　　　1Q　　　　9.56
<6743> 大同信 　　　　東２　　 +1.87 　　8/ 3　　　1Q　　　　黒転

<8144> 電響社 　　　　東２　　 +1.02 　　8/ 3　　　1Q　　　145.00
<2573> 北海コカ 　　　東２　　 +0.52 　　8/ 3　　上期　　　 34.30
<4972> 綜研化学 　　　ＪＱ　　 +0.20 　　8/ 3　　　1Q　　　　2.55
<5966> ＫＴＣ 　　　　東２　　 +0.05 　　8/ 3　　　1Q　　　 65.38

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース