水戸証券では、中長期の成長に期待。レーティングは新規に「B+」とし、目標株価を7200円に設定(水戸証券5段階・A＞B＋＞B＞B－＞C）。
来24/3期は売上高6230億円（＋7％）、営業利益700億円（＋23％）を予想。増収効果に加え、クリーンルーム、イントラロジスティクスの収益性改善が期待されることから、大幅増益を予想している。クリーンルームは原価低減の施策が奏功しているほか、イントラロジスティクスは海外での部品の内製化に伴う収益改善や、値上げ効果に期待。イントラロジスティクスは、メモリ向けは引続き厳しいとしながらも、半導体の微細化などに伴う新規プロジェクトが動き出す見通しであり、同事業の受注高は2000億円（今期会社計画は2500億円）程度の高い水準を確保するとみている。