トリニ工、非開示だった今期経常は68％減益、未定だった配当は25円減配

　トリニティ工業 <6382> [東証２] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比32.9％減の4.2億円に落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比68.3％減の9億円に落ち込む見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比58.5％減の6.5億円に落ち込む見通しを示した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を5.5円(前年同期は15円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も5.5円実施する方針とした。年間配当は前期比25円減の11円に減配となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の7.1％→5.1％に悪化した。

株探ニュース