テセック、今期経常は10％減益、前期配当増額も今期減配

　テセック <6337> [東証Ｓ] が5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期の連結経常損益は20.6億円の黒字(前の期は3億円の赤字)に浮上したが、23年3月期の同利益は前期比10.4％減の18.5億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を60円→80円(前の期は10円)に増額し、今期は前期比10円減の70円に減配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の7.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.8％→26.4％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　期末において、売上高が一部下振れた一方、円安進行に伴い利益率が改善したことから、営業利益は計画を上回る結果となりました。また、営業利益の増加に加え、為替差益を計上したことなどから、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前回発表予想値を上回りました。　なお、詳細につきましては本日公表しました「2022年３月期　決算短信〔日本基準〕（連結）」をご参照ください。