化工機が大幅続伸、プラント建設の採算改善で２２年３月期業績予想を上方修正

　三菱化工機<6331.T>は大幅続伸している。１０月２９日の取引終了後、２２年３月期連結業績予想について、売上高を４５０億円から４６５億円（前期比４．６％減）へ、営業利益を２０億円から２３億円（同１６．２％減）へ、純利益を１５億５０００万円から１７億５０００万円（同３０．３％減）へ上方修正したことが好感されている。

　単体機械事業の主力製品である油清浄機及び船舶環境規制対応機器の販売が伸びていることが要因。また、上期においてプラント建設で工事の採算が想定を上回って改善したことも寄与する。なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高２１３億９９００万円（前年同期比０．９％増）、営業利益１３億６７００万円（同１６．０％増）、純利益１１億７３００万円（同２９．４％増）だった。

出所：MINKABU PRESS