タカキタ、前期経常を一転30％増益に上方修正

　タカキタ <6325> [東証Ｓ] が5月10日午前(10:00)に業績修正を発表。22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億3500万円→5億9300万円(前の期は4億5500万円)に36.3％上方修正し、一転して30.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の4400万円→2億0200万円(前年同期は2億8500万円)に4.6倍増額し、減益率が84.6％減→29.1％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期の業績予想につきましては、農業機械事業におけるエサづくり関連作業機の伸張や、主力製品のシリーズ化による市場ニーズへの対応、有機肥料散布機を中心とした新製品の市場投入効果等により、売上高は前回予想を上回る見通しとなりました。　利益面におきましても、人件費の増加や資材高騰の影響を受けましたものの、売上高の増加に加え、原価低減活動・経費削減等の効果から営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想を上回る見通しです。　なお、本業績予想の修正に伴う期末配当予想の修正はございません。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。