サトーＨＤ、今期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ

　サトーホールディングス <6287> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比66.5％増の76.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の97億円→101億円(前期は60.5億円)に4.1％上方修正し、増益率が60.1％増→66.7％増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の47.3億円→51.3億円(前年同期は33.6億円)に8.5％増額し、増益率が40.7％増→52.6％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比41.4％増の27億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.1％→8.7％に改善した。

株探ニュース