オイレス、今期営業を2倍上方修正、未定だった配当は20円減配

　オイレス工業 <6282> が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益は前年同期比90.2％減の2.2億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の7億円→14億円(前期は47.4億円)に2.0倍上方修正し、減益率が85.3％減→70.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益は前年同期比52.1％減の11.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は30円(前期は50円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業利益は前年同期比67.1％減の3.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.0％→2.8％に大幅悪化した。

株探ニュース