2,814円
ナブテスコのニュース
―音のビッグデータを活用し、機器の異常を検知―
日本郵船株式会社(以下「日本郵船」)、株式会社MTI(以下「MTI」)、ナブテスコ株式会社(以下「ナブテスコ」)の3社で開発を進めてきた電子聴音棒「Kirari MUSE」(キラリミューズ)が完成し、10月18日からナブテスコが販売を開始します。この電子聴音棒の導入により、機器が発する音そのものをデータとして蓄積し、船上で機器の異常検知やメンテナンスに役立てることができます。
聴音棒は機器の状態検査の為に使用される細長い金属棒で、船や工場で広く使用されています。タービンやモーターなどの検査対象箇所に聴音棒をあてることで、周囲の騒音に影響されず対象物の音を捉えることができ、機器内部の目に見えない異常を音で検知することができます。一方で、音による異常検知はデータとしての蓄積が難しく、第三者と共有できないという課題がありました。
通常の聴音棒を使って音を確認する様子
「Kirari MUSE」は聴音棒本体、専用スマートフォン(操作デバイス)、PCアプリがセットになっています。聴音棒本体に録音機能を有し、付属のPC解析アプリを組み合わせて音をデータとして記録、分析、共有することが可能です。船員が巡回時に電子聴音棒で録音した音をアプリで記録・解析し、結果をグラフとして表示します。設定した基準データから乖離した音データが検出された場合には、アプリ上でアラームを発出させることもできます。専用スマートフォンは計測対象機器の選択や計測時メモの記載、PCアプリへの転送などの操作に使用します。
「Kirari MUSE」電子聴音棒
音解析アプリ
音をデータとして蓄積する事で、船員個人の知見に影響されることなく基準データや過去の録音データと比較することができ、早期の異常検知に繋がります。また蓄積された音のビッグデータは運航会社や船舶管理会社、船級、機器メーカーと共有することも可能であり、陸側からも異常検知や修理の支援を行うことができます。
Kirari MUSEは外部ソフトウェアへの接続を必要とせず、舶用機器以外にも使用可能です。ユーザーの使用用途にあわせてアプリ上で簡単に対象機器や閾(しきい)値を設定する事ができ、すぐに音の解析を行うことができます。
日本郵船、MTI、ナブテスコの3社は長年の船舶運航で培った知見や技術力を活用し、より高度な安全運航を目指します。
(参考)ナブテスコ 「Kirari MUSE」販売ウェブサイト:https://marine.nabtesco.com/
<会社概要>
会社名: 日本郵船株式会社
代表者: 代表取締役社長 曽我貴也
所在地: 東京都千代田区
事業内容:海運業
ウェブサイト:https://www.nyk.com/
会社名: 株式会社MTI
代表者: 代表取締役社長 鈴木英樹
所在地: 東京都千代田区
事業内容: 船舶・運航・物流等に関する研究開発
ウェブサイト:https://www.monohakobi.com/ja/
会社名: ナブテスコ株式会社
代表者: 代表取締役社長 木村 和正
所在地: 東京都千代田区
事業内容: 舶用推進システムの制御装置、船舶向けソリューション等の提供
ウェブサイト:https://www.nabtesco.com/
日本郵船株式会社(以下「日本郵船」)、株式会社MTI(以下「MTI」)、ナブテスコ株式会社(以下「ナブテスコ」)の3社で開発を進めてきた電子聴音棒「Kirari MUSE」(キラリミューズ)が完成し、10月18日からナブテスコが販売を開始します。この電子聴音棒の導入により、機器が発する音そのものをデータとして蓄積し、船上で機器の異常検知やメンテナンスに役立てることができます。
聴音棒は機器の状態検査の為に使用される細長い金属棒で、船や工場で広く使用されています。タービンやモーターなどの検査対象箇所に聴音棒をあてることで、周囲の騒音に影響されず対象物の音を捉えることができ、機器内部の目に見えない異常を音で検知することができます。一方で、音による異常検知はデータとしての蓄積が難しく、第三者と共有できないという課題がありました。
通常の聴音棒を使って音を確認する様子
「Kirari MUSE」は聴音棒本体、専用スマートフォン(操作デバイス)、PCアプリがセットになっています。聴音棒本体に録音機能を有し、付属のPC解析アプリを組み合わせて音をデータとして記録、分析、共有することが可能です。船員が巡回時に電子聴音棒で録音した音をアプリで記録・解析し、結果をグラフとして表示します。設定した基準データから乖離した音データが検出された場合には、アプリ上でアラームを発出させることもできます。専用スマートフォンは計測対象機器の選択や計測時メモの記載、PCアプリへの転送などの操作に使用します。
「Kirari MUSE」電子聴音棒
音解析アプリ
音をデータとして蓄積する事で、船員個人の知見に影響されることなく基準データや過去の録音データと比較することができ、早期の異常検知に繋がります。また蓄積された音のビッグデータは運航会社や船舶管理会社、船級、機器メーカーと共有することも可能であり、陸側からも異常検知や修理の支援を行うことができます。
Kirari MUSEは外部ソフトウェアへの接続を必要とせず、舶用機器以外にも使用可能です。ユーザーの使用用途にあわせてアプリ上で簡単に対象機器や閾(しきい)値を設定する事ができ、すぐに音の解析を行うことができます。
日本郵船、MTI、ナブテスコの3社は長年の船舶運航で培った知見や技術力を活用し、より高度な安全運航を目指します。
(参考)ナブテスコ 「Kirari MUSE」販売ウェブサイト:https://marine.nabtesco.com/
<会社概要>
会社名: 日本郵船株式会社
代表者: 代表取締役社長 曽我貴也
所在地: 東京都千代田区
事業内容:海運業
ウェブサイト:https://www.nyk.com/
会社名: 株式会社MTI
代表者: 代表取締役社長 鈴木英樹
所在地: 東京都千代田区
事業内容: 船舶・運航・物流等に関する研究開発
ウェブサイト:https://www.monohakobi.com/ja/
会社名: ナブテスコ株式会社
代表者: 代表取締役社長 木村 和正
所在地: 東京都千代田区
事業内容: 舶用推進システムの制御装置、船舶向けソリューション等の提供
ウェブサイト:https://www.nabtesco.com/
この銘柄の最新ニュース
ナブテスコのニュース一覧- <11月07日の25日・75日移動平均線ゴールデンクロス銘柄> 2024/11/08
- 2024年12月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) 2024/10/31
- ナブテスコ、1-9月期(3Q累計)最終が57%減益で着地・7-9月期も62%減益 2024/10/31
- フルサト・マルカHD Research Memo(2):フルサト工業とマルカが2021年10月に共同設立した持株会社 2024/10/03
- 【↓】日経平均 大引け| 5日ぶり反落、方向感に欠き終盤は手仕舞い売り (9月25日) 2024/09/25
マーケットニュース
- 10時の日経平均は579円安の3万8200円、アドテストが92.33円押し下げ (11/26)
- <注目銘柄>=エニーカラー、高成長路線まい進し今期初配当へ (11/26)
- LAホールデが大幅続伸、24年12月期業績予想及び配当予想を上方修正 (11/26)
- 三井E&Sが朝安後に急伸、米ロングビーチ港向け門型クレーン受注を材料視 (11/26)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
ナブテスコの取引履歴を振り返りませんか?
ナブテスコの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。