決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … マルマエ、ＦフォースＧ、セキチュー (3月28日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月27日から28日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＦフォースＧ <7068>
　24年5月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→11.3億円(前期は10.2億円)に16.2％下方修正し、増益率が32.7％増→11.2％増に縮小する見通しとなった。

▲No.2　マルマエ <6264>
　24年8月期の連結経常損益を従来予想の5億6200万円の黒字→3900万円の赤字(前期は7億8900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.3　セキチュー <9976>
　24年2月期の経常利益(非連結)は前の期比1.4％減の7億9600万円になり、25年2月期も前期比30.9％減の5億5000万円に落ち込む見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7068> ＦフォースＧ 　東Ｇ 　 -11.60 　　3/28　　　3Q　　　 25.18
<6264> マルマエ 　　　東Ｐ　　 -3.00 　　3/28　　上期　　　　赤転
<9976> セキチュー 　　東Ｓ　　 -0.23 　　3/28　本決算　　　-30.90

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース