やまびこが続急伸、９月中間期営業利益が４割を超える大幅増益で着地

　やまびこ<6250.T>が続急伸し年初来高値を更新している。１０日の取引終了後に発表した第２四半期累計（４～９月）連結決算が、売上高６１２億７７００万円（前年同期比１．５％増）、営業利益５６億１０００万円（同４４．６％増）、純利益２７億２０００万円（同１４．８％減）と４割を超える営業増益となったことが好感されている。

　国内向けに小型屋外作業機械が好調を維持したことに加えて、北米向けに刈払機やパワーブロワの販売数量が伸長した。また、中国での販路開拓も奏功し、円高による目減り分を吸収し大幅営業増益となった。なお、通期計画の営業利益７３億円（前期比８．５％増）に対する進捗率は７７％に達しており、通期業績の上振れ期待も高まっているようだ。

　なお、１７年３月期通期業績予想は、売上高１１００億円（前期比３．０％減）、営業利益７３億円（同８．５％増）、純利益４０億円（同１４．９％減）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）