2021年2月2日

全小中学校に非接触型水栓を設置＝大阪府富田林市
　大阪府富田林市は、市内の小中学校の廊下にある手洗い場などに非接触型とレバー式の水栓を今年度中に設置する。児童生徒の新型コロナウイルス感染リスクを低減させることが狙い。導入費用は約９８０万円で、今年度１２月補正予算に計上した。
　対象は、市内すべての小学校（１６校）と中学校（８校）の手洗い場。導入する水栓はセンサー式の非接触型と肘などで開け閉めできるレバー式の２種類。掃除の時間に水栓を開けっ放しにする必要性などを考慮し、手でハンドルをひねるタイプの水栓も残す。
　一方、トイレの手洗い場に関しては、学校トイレの洋式化を進める中で、既に一部の水栓に非接触型を導入しており、今回は廊下などの独立手洗い場が主な対象になる。教育総務課の担当者は「これまではトイレに重点を置いてきたが、コロナを受け、独立手洗い場の整備にも取り組むことにした」としている。

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