津田駒、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で36％の赤字

　津田駒工業 <6217> [東証Ｓ] が7月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結最終損益は13.1億円の赤字(前年同期は17億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想のトントン→11.5億円の赤字(前期は25.6億円の赤字)に下方修正した。赤字額は前期末の純資産を36.3％毀損する規模となった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結最終損益は1.6億円の黒字(前年同期は8.5億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結最終損益は3.8億円の赤字(前年同期は5.2億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-5.1％→-3.1％に改善した。

株探ニュース