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富士ソフトサービスビューロ

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富士ソフトサービスビューロのニュース

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富士ソフト Research Memo(6):顧客の価値向上に資する多彩なICTサービス・プロダクトを提供(3)

配信元:フィスコ
投稿:2022/04/04 15:16
■事業内容

5. ノンコア領域ながら高収益のファシリティ事業
保有するオフィスビルの賃貸を収入とするファシリティ事業の売上高構成比は1.0%(2021年12月期)、営業利益構成比は5.7%(同)で、セグメント利益率は36.6%(同)と極めて高い。2021年12月期の実績としては、前期比1.5%減収、同17.9%増益、セグメント利益率は同6.1ポイント上昇となった。

富士ソフト<9749>は基本的に自社活用目的で不動産を保有しており、ファシリティ事業は空きスペースが有効活用された結果と位置付けてよい。よって、その業績変動に一喜一憂する必要はないわけだが、セグメント利益率は全社平均を大きく上回っており、ノンコア領域ながら利益水準の下支え役を安定的に果たしている。

有価証券報告書で確認できるファシリティ事業向け保有不動産は、横浜本社(土地取得年:2000年、土地建物等簿価:11,135百万円)、秋葉原オフィス(同:2005年、同30,594百万円)、錦糸町オフィス(同:2000年、同6,065百万円)、両国オフィス(同:2018年、同1,760百万円)の4棟である。

6. その他区分の主軸は上場子会社の富士ソフトサービスビューロ
その他の売上高構成比は4.0%(2021年12月期)、営業利益構成比は2.3%(同)、区分内の主軸は子会社の富士ソフトサービスビューロ<6188>が手掛けるBPOサービス事業やコンタクトセンター事業である。

2021年12月期は地方自治体向けの案件が堅調に推移するなかで価格競争影響の緩和もあり、売上高は前期比0.7%増、営業利益は同54.3%増、セグメント利益率は同1.3ポイント上昇の3.8%となった。

7. 技術戦略「AIS-CRM」の成果が区分横断的に顕在化
同社は、2017年12月期から区分横断的な技術戦略として「AIS-CRM(アイスクリーム)」領域を重点技術分野に掲げ、新製品・新事業のシーズ創出や既存事業の付加価値向上に注力している。「AIS-CRM」領域とはAI、IoT、Security、Cloud computing、Robot、Mobile&AutoMotiveの頭文字を並べた同社の造語であり、中長期的に成長が期待される領域を網羅している。一見、流行り言葉の羅列のようだが、「AIS-CRM」戦略の上位概念には同社のコアコンピタンスが据えられており、同領域の2021年12月期単体売上高は959億円(過去3年の年平均成長率:15.8%増)と単体売上高の55%程度を占める存在となっている。

その内訳は、「AI」が開発中心に19億円(過去3年の年平均成長率:16.6%増)、「IoT」が開発中心に31億円(同33.6%増)、「Security」が開発及びライセンスで123億円(同16.9%増)、「Cloud」がライセンス及びSI、インフラ関連、ネットビジネス分野等で495億円(同26.6%増)、「Robot」が開発中心及びPALRO、ロボSI等で44億円(同8.8%減)、「Mobile」が開発及びプロダクト等で65億円(同2.7%増)、「AutoMotive」が開発中心で181億円(同5.8%)、となっている。特にクラウド分野の好調が目立つほか、セキュリティ分野における近年の取り組みも成果を実らせつつあるように見える。

セキュリティ分野における一連の動きとしては、2020年11月に(株)レッドチーム・テクノロジーズとの協業(販売店契約の締結、2020年11月発表)を受けて、インターネットサービスを提供する金融機関等の企業向けに、クラウドソースペンテストプラットフォーム「Synack」を活用した新しいセキュリティサービス(脆弱性診断)の提供を開始したのに続き、2021年6月にはサイバーセキュリティの国内リーディングカンパニーである(株)FFRIセキュリティとサイバーセキュリティ分野における協業の強化について合意、2021年10月にはサイバー攻撃を可視化するセキュリティ対策ソフトウェアであるオープンXDR(Endpoint Detection and Response)のパイオニア的企業Stellar Cyber社から「2021 1st Half Outstanding Partner Japan」を受賞、等が列挙される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 前田吉弘)


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配信元: フィスコ
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