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中村超硬のニュース
中村超硬 <6166> [東証M] が3月11日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終損益を従来予想の2.5億円の黒字→7億円の赤字(前期は97.2億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の11.8億円の黒字→2.3億円の黒字(前年同期は13.6億円の赤字)に80.4%減額した計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
電子材料スライス周辺事業において、2019 年8月30 日に開示のとおり、中国の江蘇三超社との間でダイヤモンドワイヤ生産設備の売却等に関する契約を締結しておりましたが、新型コロナウイルスの影響により2020 年1月下旬の春節以降、当社技術者が現地へ渡航できておらず、現時点において、ダイヤモンドワイヤ生産設備等の検収が当初予定から大幅に遅延しております。これにより、前回予想で今期の収益計上額として見込んでいた設備対価14 億円、技術対価3億円に対し、今期計上額は、江蘇三超社による検収が完了した設備対価6.5 億円、技術対価1.5 億円に留まる見込みとなりました。 また、特殊精密機器事業と化学繊維用紡糸ノズル事業においても、米中貿易摩擦による事業環境の悪化に加え、新型コロナウイルスの影響が及んでおります。特に、海外売上比率の高い化学繊維用紡糸ノズル事業においては、新型コロナウイルスの影響による案件中断や出荷遅延等が生じております。 これらの結果、連結売上高については、新型コロナウイルスの影響による江蘇三超社への技術対価検収遅延 (△150 百万円)に加え、化学繊維用紡糸ノズル事業における中国向けノズル製品の案件中断や出荷遅延の影響(約△225 百万円)、米中貿易摩擦等の市況悪化による影響 (約△175 百万円)などにより、2,800 百万円となる見込みであります。 損益面については、減収による影響により、営業損失が600 百万円、経常損失が780 百万円となる見込みであり、親会社株主に帰属する当期純損失については、和泉工場売却による売却益の計上(約350 百万円)はあるものの、減収による影響に加え、新型コロナウイルスの影響による江蘇三超社への設備対価の検収遅延(約△750 百万円)、化学繊維用紡糸ノズル事業における案件中断による仕掛品評価減の実施(約△120 百万円)、和泉第2工場への移転費用等(約△50 百万円)などの発生により、700 百万円となる見通しであります。 なお、当社は当第3四半期連結会計期間末において284 百万円の債務超過となっておりますが、当第4四半期連結会計期間に約600 百万円の四半期純利益を計上する見込みであり、また、2020 年1 月に新株予約権の行使86 百万円があったことから、2020 年3月期末時点において債務超過は解消できる見通しであります。※上記の業績予想等は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しており、実際の業績は、今後様々な要因により上記予想数値と異なる可能性があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の11.8億円の黒字→2.3億円の黒字(前年同期は13.6億円の赤字)に80.4%減額した計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
電子材料スライス周辺事業において、2019 年8月30 日に開示のとおり、中国の江蘇三超社との間でダイヤモンドワイヤ生産設備の売却等に関する契約を締結しておりましたが、新型コロナウイルスの影響により2020 年1月下旬の春節以降、当社技術者が現地へ渡航できておらず、現時点において、ダイヤモンドワイヤ生産設備等の検収が当初予定から大幅に遅延しております。これにより、前回予想で今期の収益計上額として見込んでいた設備対価14 億円、技術対価3億円に対し、今期計上額は、江蘇三超社による検収が完了した設備対価6.5 億円、技術対価1.5 億円に留まる見込みとなりました。 また、特殊精密機器事業と化学繊維用紡糸ノズル事業においても、米中貿易摩擦による事業環境の悪化に加え、新型コロナウイルスの影響が及んでおります。特に、海外売上比率の高い化学繊維用紡糸ノズル事業においては、新型コロナウイルスの影響による案件中断や出荷遅延等が生じております。 これらの結果、連結売上高については、新型コロナウイルスの影響による江蘇三超社への技術対価検収遅延 (△150 百万円)に加え、化学繊維用紡糸ノズル事業における中国向けノズル製品の案件中断や出荷遅延の影響(約△225 百万円)、米中貿易摩擦等の市況悪化による影響 (約△175 百万円)などにより、2,800 百万円となる見込みであります。 損益面については、減収による影響により、営業損失が600 百万円、経常損失が780 百万円となる見込みであり、親会社株主に帰属する当期純損失については、和泉工場売却による売却益の計上(約350 百万円)はあるものの、減収による影響に加え、新型コロナウイルスの影響による江蘇三超社への設備対価の検収遅延(約△750 百万円)、化学繊維用紡糸ノズル事業における案件中断による仕掛品評価減の実施(約△120 百万円)、和泉第2工場への移転費用等(約△50 百万円)などの発生により、700 百万円となる見通しであります。 なお、当社は当第3四半期連結会計期間末において284 百万円の債務超過となっておりますが、当第4四半期連結会計期間に約600 百万円の四半期純利益を計上する見込みであり、また、2020 年1 月に新株予約権の行使86 百万円があったことから、2020 年3月期末時点において債務超過は解消できる見通しであります。※上記の業績予想等は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しており、実際の業績は、今後様々な要因により上記予想数値と異なる可能性があります。
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