株価は水準訂正を終えて次のステージへ、業績改善期待を背景に年初来高値更新をめざす
業種:機械
時価総額:554億円
PER:27.68倍
PBR: 1.97倍
コイル製造用の自動巻線機で最大手。高い技術力を活かしたパーツフィーダやその他にコネクタ(ソケット)の製造を自動組み立てする製造システム等にも強みがある。海外展開にも積極的に取り組みアジア圏における開拓を急ぐ。
業績面においては8月に第1Q決算を発表した段階では売上高51億円に対し営業利益が2.6億円と大きく落ち込んだが、期初の上期計画に対しては33%進捗とまずまずの実績であった。受注高が前期比で半減しており業績回復には時間を要するとみられるが、自動運転車の性能に直結するモータ組立ラインの需要増加は今後非常に重要になってくるとみており、下期以降は改善してくるとみる。
株価は上記の決算発表後に大きく売り込まれたが、足元の厳しい事業環境の悪化をほぼ織り込みが完了し戻りを試す動きになった。すでに決算発表前の水準を回復してバリュエーションの修正は一巡したとみられるが、下期以降で利益が大きく回復するようだとPERの割安感が強まり株価がもう一段高する裏付けとなってくると思われる。
時価総額:554億円
PER:27.68倍
PBR: 1.97倍
コイル製造用の自動巻線機で最大手。高い技術力を活かしたパーツフィーダやその他にコネクタ(ソケット)の製造を自動組み立てする製造システム等にも強みがある。海外展開にも積極的に取り組みアジア圏における開拓を急ぐ。
業績面においては8月に第1Q決算を発表した段階では売上高51億円に対し営業利益が2.6億円と大きく落ち込んだが、期初の上期計画に対しては33%進捗とまずまずの実績であった。受注高が前期比で半減しており業績回復には時間を要するとみられるが、自動運転車の性能に直結するモータ組立ラインの需要増加は今後非常に重要になってくるとみており、下期以降は改善してくるとみる。
株価は上記の決算発表後に大きく売り込まれたが、足元の厳しい事業環境の悪化をほぼ織り込みが完了し戻りを試す動きになった。すでに決算発表前の水準を回復してバリュエーションの修正は一巡したとみられるが、下期以降で利益が大きく回復するようだとPERの割安感が強まり株価がもう一段高する裏付けとなってくると思われる。