ＤＭＧ森精機、今期最終を83％上方修正、配当も10円増額

　ＤＭＧ森精機 <6141> が8月5日昼(12:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は60.9億円の黒字(前年同期は21.5億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の60億円→110億円(前期は17.4億円)に83.3％上方修正し、増益率が3.4倍→6.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比25.8％増の49億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→30円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は42.8億円の黒字(前年同期は22.8億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.3％→6.4％に急改善した。

株探ニュース