エスクローＡＪが急反発、調整一巡、ハイボラティリティで注目度高まる

　エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が急反発。金融機関からの業務受託や不動産取引の事務代行などを手掛け、クラウドサービスなどオンラインを利用した効率化で注目されている。今年３月にジャスダック市場に上場、今１５年２月期は伸び悩む見通しながら、来期は金融機関の合理化ニーズを取り込み成長路線復帰が見込まれている。株価はボラティリティが高く８月下旬から９月にかけて５０００円台から２万５８００円まで駆け上がり市場の耳目を驚かせた。その後調整局面に入り、時価は８月の動意直後の７０００円台まで下押したことから改めて注目度が高まっているようだ。発行株数は７８万株と小型のうえ、ほとんどが特定株主で浮動株比率はわずかに０．３％。際立った品薄感が短期筋の食指を動かしている。

エスクローＡＪの株価は１４時３４分現在７８００円（△６４０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）