エンバイオＨ、前期経常を50％上方修正

　エンバイオ・ホールディングス <6092> [東証Ｇ] が5月8日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の7.1億円→10.6億円(前の期は13.4億円)に49.9％上方修正し、減益率が47.0％減→20.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.6億円の黒字→5.1億円の黒字(前年同期は1.8億円の赤字)に3.2倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は土壌汚染対策事業における一部工事の完工遅延に伴い減収を見込みます。一方、営業利益については第４四半期連結会計期間における土壌汚染対策事業およびブラウンフィールド活用事業の利益率が改善したこと、経常利益については為替が前回発表予想時点の想定よりも円安で推移したことにより、前回の見通しを上回る見込みとなりました。（注）上記の業績予想は、当社が現在入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。