ウィルグループ が8月7日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比5.6％減の9.7億円に減った。
　しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の2億円→12億円(前年同期は22億円)に6.0倍上方修正し、減益率が90.9％減→45.5％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の20億円→25億円(前期は40.5億円)に25.0％上方修正し、減益率が50.7％減→38.4％減に縮小する見通しとなった。

　同時に、期末一括配当を従来計画の14円→17円(前期は23円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.6％→3.5％とほぼ横ばいだった。