バリューＨＲが後場上げ幅を拡大、バリューカフェテリア事業好調で第１四半期３９％営業増益

　バリューＨＲ<6078.T>が後場上げ幅を拡大している。午後２時ごろに発表した第１四半期（１～３月）連結決算が、売上高８億８０００万円（前年同期比２４．７％増）、営業利益１億６５００万円（同３８．９％増）、純利益２００万円（同９６．１％減）と大幅増益となったことが好感されている。

　健康経営や働き方改革の推進などを背景に、健康保険組合や企業向けの健康管理サービスを提供するバリューカフェテリア事業で、新規受注と既存顧客によるサービス利用や受託業務が増加したことが寄与した。なお、純利益については、事業用固定資産取得に伴う資金調達に係る費用（シンジケートローン手数料１億７０００万円）を営業外費用に計上したことが要因としている。

　１８年１２月期通期業績予想は、売上高３５億５００万円（前期比１７．１％増）、営業利益４億６７００万円（同７．２％増）、純利益１億４６００万円（同５０．８％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS