個人的にはもはや処置なしと見ているのは、従来のステマ中心の広告モデルでは収益性が上げられないなか、新規事業に突っ込み続けるモードに入っていること。
　利益なき繁忙ということです。もちろん、女性を中心としたビジネスモデルから携帯での「キニナルモン」ビジネスもいいんですが、いかんせんたった５０万ダウンロードです。一桁低すぎる。
　他にもこの業種の限界として、大手の隙間みたいな仕事で、動画ビジネスでも著作権ビジネスに転じていないこと。
　いくら面白い動画を作らせても、それを載っけるコンテンツもない、脆弱な自社の囲い込みのモデルのため、先行きは買収されてもおかしくない状態です。
　４００円台としたのはこの半年に高まった信用買いがまだ相当残っているからで、１４万株あることで、前の経営者の退陣以降、新しいニュースが出せない状況で、立て直しの真っ最中と見ます。
　そんな中、こういう小規模な会社が上を行くには「ホームラン級」のニュースが必要です。女性の起業した会社としての注目がなくなれば、かわりの目玉商品が必要。それが第２四半期以内に出せてもけっこう競合は厳しいはずです。ブログによるステマが終わったように、読者を囲い込んで、しかも正しい情報提供がされなければ商売にならないのです。
　単に有名人が・・・ではダメな時代、このような過渡期に単に情報媒介だけで食えるほど甘くありません。400円台と書きましたが、へまをすれば、200円台でもおかしくないです。