Ｇｕｎｏｓｙ、今期経常を24％下方修正

　Ｇｕｎｏｓｙ <6047> が4月12日大引け後(15:00)に決算を発表。19年5月期第3四半期累計(18年6月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比34.5％増の18.4億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の27.2億円→20.8億円(前期は19.3億円)に23.5％下方修正し、増益率が40.4％増→7.3％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12億円→5.6億円(前年同期は10.1億円)に53.3％減額し、一転して44.7％減益計算になる。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比27.4％減の3.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.1％→9.1％に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(1)個別業績予想　　　2019年５月期第３四半期におきまして、当社は、継続して行ってきた「グノシー」をはじめとしたアプリケーションに搭載される主要アルゴリズムの改善に加え、新たなユーザーへの訴求軸となるクーポン掲載に取り組みました。その結果、アクティブユーザー数の明らかな伸長が見られたのを機に、広告宣伝費を戦略的に追加投入し、さらなるユーザー数の獲得と中長期的な売上拡大を図ることと致しました。そのため一時的な利益減を前提に、第３四半期は、広告宣伝費297百万円を追加投入。第４四半期も引き続き広告宣伝費に投資し、中長期的な売上拡大を促進して参ります。　その結果として、2019年５月期通期の個別業績予想を、売上高12,897百万円（従来予想比1.5％増）、経常利益1,660百万円（従来予想比26.4％減）、当期純利益1,608百万円（従来予想比15.5％減）に修正いたします。(2)連結業績予想　 　(1)個別業績予想の修正にともない、2019年５月期通期の連結業績予想を、売上高14,770百万円（当初予想比2.1％増）、営業利益2,101百万円（当初予想比22.8％減）、経常利益2,081百万円（当初予想比23.5％減）、親会社株主に帰属する当期純利益1,870百万円（当初予想比13.4％減）に修正いたします。（注）１．１株当たり当期純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。　　　２．上記の業績予想につきましては、本資料発表時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。