決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … サイオス、リンクバル、ジャパンエン (2月3日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　麻生フオーム <1730>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の1億1500万円→2億円(前期は6900万円)に73.9％上方修正し、増益率が66.7％増→2.9倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　トーソー <5956>
　21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.0％増の7億8600万円に伸び、通期計画の7億1000万円に対する進捗率が110.7％とすでに上回り、さらに5年平均の53.5％も超えた。

★No.3　サイオス <3744>
　20年12月期の連結経常利益は前の期比2.7倍の2.5億円に伸び、21年12月期も前期比36.7％増の3.5億円に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1730> 麻生フオーム 　ＪＱ　　 +5.68 　　2/ 3　　　3Q　　　　　－
<5956> トーソー 　　　東２　　 +3.36 　　2/ 3　　　3Q　　　 26.98
<3744> サイオス 　　　東２　　 +2.32 　　2/ 3　本決算　　　 36.72
<7297> カーメイト 　　ＪＱ　　 +1.75 　　2/ 3　　　3Q　　　-13.37
<7339> アイペット 　　東Ｍ　　 +1.74 　　2/ 3　　　3Q　　　 -8.91

<6046> リンクバル 　　東Ｍ　　 +1.02 　　2/ 3　　　1Q　　　　赤転
<6016> ジャパンエン 　東２　　 +0.98 　　2/ 3　　　3Q　　　 96.91
<2226> コイケヤ 　　　ＪＱ　　 +0.20 　　2/ 3　　上期　　　180.81

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース