イード、今期経常を一転8％減益に下方修正、配当は1円増額

　イード <6038> [東証Ｇ] が5月15日大引け後(15:00)に決算を発表。24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の連結経常利益は前年同期比0.8％増の5.1億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の6.5億円→5.2億円(前期は5.6億円)に20.0％下方修正し、一転して8.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.7億円→2.4億円(前年同期は2.6億円)に34.6％減額し、一転して5.4％減益計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の13円→14円(前期は12円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比17.6％増の2.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の12.1％→13.5％に上昇した。

株探ニュース