イーレックスがＳ高、初値に割安感があり買い進まれる

　イーレックス<9517.T>がストップ高。この日に東証マザーズ市場に新規上場し、９時２３分ごろ、公開価格（１１７０円）を１３１円（１１．２％）上回る１３０１円の初値でスタートしたが、初値のＰＥＲが１４倍台と割安感があったことから、その後も買い進まれているようだ。同社は、バイオマス（生物資源）発電事業を中心としたしたＰＰＳ（新電力）として、大型工場やオフィスビルなどの特別高圧と、中小工場・スーパーなどの高圧の電力需要家に対し、大手電力の送電線網を通じて電力を供給しており、将来性への期待感も強い。また、類似企業のエナリス<6079.T>がストップ高となっていることも刺激となっているようだ。なお、同日に新規上場したインターワークス<6032.T>は、公開価格（１７５０円）を２９３円（１６．７％）上回る２０４３円で初値をつけ、その後２２７０円まで上昇したが、換金売りに押され、前引け段階では１９２０円となっている。

イーレックスの株価は１１時３０分現在１６０１円
インターワークスの株価は１１時３０分現在１９２０円


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）