テクノプロＨ、上期税引き前を一転3％増益に上方修正・最高益、未定だった上期配当は50円実施

　テクノプロ・ホールディングス <6028> が10月30日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年6月期第1四半期(7-9月)の連結税引き前利益は前年同期比11.3％増の43.1億円に伸びた。
　併せて、7-12月期(上期)の同利益を従来予想の54億円→84億円(前年同期は81.9億円)に55.6％上方修正し、一転して2.6％増益を見込み、7期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の業績見通しは引き続き開示しなかった。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を50円(前年同期は50円)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の10.0％→11.1％に改善した。

株探ニュース