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本日のマザーズ先物は続伸が予想される。10日の米国市場は、米でウイルス感染が引き続き拡大する中、ウイルス治療薬に期待が広がったほか原油高で投資家心理が改善し寄り付きから買いが先行。トランプ大統領が「中国との信頼関係が毀損しており、現時点で、米中第2段階貿易協定は考えられない」と発言すると米中関係悪化懸念が広がり一時上げ幅を縮める局面もあったが、引けにかけては再び上げ幅を拡大した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は好調な海外市場や堅調なナイトセッションの流れきを引き継ぎ続伸が予想される。国内では、土日の東京のコロナウイス新規感染者が依然として200名を超えていることで、時価総額上位のアンジェス<4563>やメルカリ<4385>などコロナ関連銘柄が注目され先物の下支え要因となることが予想される。ただし、政府が8日にとりまとめた行政のデジタル化集中投資の「骨太方針を修正」と西村経済財政相が述べたことが報じられており、このことは時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>など電子政府関連銘柄には重しとなりそうだ。上値のメドは1009.0pt、下値のメドは944.0ptとする。
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