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日本PCサービスのニュース
*13:02JST PCサービス Research Memo(2):パソコンやスマートフォン等のトラブルなどを解決するサービスを提供
■日本PCサービス<6025>の会社概要
● 事業内容
同社グループは、パソコンやスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定設置やトラブルに対し、訪問や店舗への持ち込みまたは電話で対応・解決するサービスを提供している。サービス内容によって、フィールドサポート事業と会員サポートセンター事業に区分しており、売上高の約8割をフィールドサポート事業で占めている。粗利率については両事業ともに大きな差はないようだ。
(1) フィールドサポート事業
パソコンやスマートフォン、タブレット端末及びIoT機器等のトラブルを解決するサービスを直営店や加盟店・FC店にて年中無休で提供している。主力サービスとなる駆けつけサポートでは、顧客からの依頼をコールセンターで受け、即日訪問を基本に、最寄りの直営店(2024年8月末時点で14店舗。以下同)または加盟店(262店舗)に対して作業手配を行っている。駆けつけサポートの年間対応件数は約6万件(うち個人向けが67%)で、約54%が自社集客である。1件当たりの平均売上単価は約3万円で、加盟店に手配した場合は作業料金の約4割を手数料収入として売上計上している。
代行設定サポートは、提携企業の顧客に対してパソコンやネットワーク対応機器などの設定を代行して行うサービスで、対応件数は年間約3万件、平均売上単価は2024年8月期で1.3万円となっている。そのほか、キッティングサービスも行っている。また、子会社のスマホスピタルでは、スマートフォンやゲーム機などの持ち込み修理やパーツ販売などを直営店(42店舗※)及びFC店(91店舗)で展開しているほか、大手通信キャリアのスマートフォン修理窓口の受託サービスなども行う。店舗持込みの年間対応件数は約12万件(うち個人向けは94%)で、約99%が自社集客となっている。1件当たりの平均売上単価は約7千円で、FC店からは加盟料と固定のロイヤリティを徴収しているほか、パーツ品を販売している。
※ 日本PCサービスの14店舗+スマホスピタル28店舗。
(2) 会員サポートセンター事業
会員サポートセンター事業では、同社の会員や提携企業の会員に対して、電話やリモート(遠隔操作)により、パソコンをはじめとするネットワーク対応機器の設定・故障対応等のサービスをコールセンターにて提供し、現地訪問が必要な場合には、訪問サポートの案内を行っている。また、提携企業のコールセンター運営受託サービスも行う。
2024年8月末の会員数は、個人向けが667千件(会員サービス391千件、保証・保険付きサービス275千件)、小規模法人向け保険付き保守サービスが382社となっている。個人向け会員サービスについては提携先企業が顧客に提供する会員サービス※の比率が99.6%を占め、小規模法人向けについては逆に自社サービスの比率が約93%となっている。年間の新規獲得会員数は9万件程度、解約率は10%前後で推移しており、会員数は年々積み上がっている。売上高の約7割がパソコン関連、約2割がスマートフォン関連の会員サービスである。
※ NECパーソナルコンピュータ(株)の「デジタルライフレスキュー」等。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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● 事業内容
同社グループは、パソコンやスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定設置やトラブルに対し、訪問や店舗への持ち込みまたは電話で対応・解決するサービスを提供している。サービス内容によって、フィールドサポート事業と会員サポートセンター事業に区分しており、売上高の約8割をフィールドサポート事業で占めている。粗利率については両事業ともに大きな差はないようだ。
(1) フィールドサポート事業
パソコンやスマートフォン、タブレット端末及びIoT機器等のトラブルを解決するサービスを直営店や加盟店・FC店にて年中無休で提供している。主力サービスとなる駆けつけサポートでは、顧客からの依頼をコールセンターで受け、即日訪問を基本に、最寄りの直営店(2024年8月末時点で14店舗。以下同)または加盟店(262店舗)に対して作業手配を行っている。駆けつけサポートの年間対応件数は約6万件(うち個人向けが67%)で、約54%が自社集客である。1件当たりの平均売上単価は約3万円で、加盟店に手配した場合は作業料金の約4割を手数料収入として売上計上している。
代行設定サポートは、提携企業の顧客に対してパソコンやネットワーク対応機器などの設定を代行して行うサービスで、対応件数は年間約3万件、平均売上単価は2024年8月期で1.3万円となっている。そのほか、キッティングサービスも行っている。また、子会社のスマホスピタルでは、スマートフォンやゲーム機などの持ち込み修理やパーツ販売などを直営店(42店舗※)及びFC店(91店舗)で展開しているほか、大手通信キャリアのスマートフォン修理窓口の受託サービスなども行う。店舗持込みの年間対応件数は約12万件(うち個人向けは94%)で、約99%が自社集客となっている。1件当たりの平均売上単価は約7千円で、FC店からは加盟料と固定のロイヤリティを徴収しているほか、パーツ品を販売している。
※ 日本PCサービスの14店舗+スマホスピタル28店舗。
(2) 会員サポートセンター事業
会員サポートセンター事業では、同社の会員や提携企業の会員に対して、電話やリモート(遠隔操作)により、パソコンをはじめとするネットワーク対応機器の設定・故障対応等のサービスをコールセンターにて提供し、現地訪問が必要な場合には、訪問サポートの案内を行っている。また、提携企業のコールセンター運営受託サービスも行う。
2024年8月末の会員数は、個人向けが667千件(会員サービス391千件、保証・保険付きサービス275千件)、小規模法人向け保険付き保守サービスが382社となっている。個人向け会員サービスについては提携先企業が顧客に提供する会員サービス※の比率が99.6%を占め、小規模法人向けについては逆に自社サービスの比率が約93%となっている。年間の新規獲得会員数は9万件程度、解約率は10%前後で推移しており、会員数は年々積み上がっている。売上高の約7割がパソコン関連、約2割がスマートフォン関連の会員サービスである。
※ NECパーソナルコンピュータ(株)の「デジタルライフレスキュー」等。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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