阪神燃、今期経常を32％上方修正、配当も15円増額

　阪神内燃機工業 <6018> [東証Ｓ] が11月7日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.7％減の3億6100万円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の4億1000万円→5億4000万円(前期は5億9400万円)に31.7％上方修正し、減益率が31.0％減→9.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比15.2％減の1億7900万円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→40円(前期は40円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比76.6％減の5100万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.3％→1.6％に急悪化した。

株探ニュース