東京綱、今期経常を3％上方修正、配当も5円増額

　東京製綱 <5981> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の27.3億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の30億円→31億円(前期は20.2億円)に3.3％上方修正し、増益率が48.4％増→53.4％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.5億円→14.5億円(前年同期は13.7億円)に7.4％増額し、一転して5.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→35円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の10.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.0％→5.8％に大幅改善した。

株探ニュース