東プレ、今期経常は59％減益、5円減配へ

　東プレ <5975> [東証Ｐ] が5月13日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期の連結経常利益は前の期比3.2％増の170億円に伸びたが、23年3月期は前期比58.9％減の70億円に大きく落ち込む見通しとなった。

　同時に、今期の年間配当は前期比5円減の20円に減配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比32.5％減の70.6億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.4％→1.4％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　３．修正の理由について　　　2022年３月期 連結累計期間の業績は、2022年2月10日公表の予想と差異が生じる結果となりました。経常利益につきまして、為替差益9,022百万円の発生が主な要因です。４．為替差益の計上について　　　2022年３月期第３四半期連結累計期間（2021年４月１日～2021年12月31日）において為替差益32億３千４百万円を計上しておりましたが、為替相場の円安進行により、2022年３月期第４四半期連結累計期間（2021年４月１日～2022年３月31日）において、為替差益90億２千２百万円を営業外収益に計上しております。これは主として、外貨建て債権の評価の影響によるものです。