1,808円
LIXILの個人投資家の売買予想
予想株価
3,200円
登録時株価
2,922.0円
獲得ポイント
-31.91pt.
収益率
-11.19%
期間
長期投資 (数ヶ月~数年単位で売り買い)
理由
業績(会社計画の修正発表を含む)
リフォーム市場が堅調な背景には、テレワークや外出自粛などで在宅時間が増え、消費者の住空間への関心が高まったことがある。「ステイホーム」により、従来は外食や旅行、レジャーなどに向かっていたお金が住宅に向かい、「プチDIY」がブームとなったが、その延長線上で、プロの手によるリフォームへのニーズも拡大した。
また、衛生意識の高まりによる新たな需要も発生している。従来、リフォームといえばキッチンや浴室が中心だったが、コロナ禍ではまずテレワークのためのワークスペースの新設が増加。その後、感染が拡大するにつれ、家の中にウイルスを持ち込まない対策として、玄関まわりや洗面スペースのリフォームが増えているという。昨年から今年にかけて、住宅設備機器メーカー各社が「セカンド洗面台」といわれる、玄関まわりに設置できるコンパクトな洗面台の新商品を相次ぎ発表したことも、こうした傾向に拍車を掛けたようだ。
●原料高への対応力が強い住宅設備機器大手に注目
好環境にあるリフォーム市場だが、原材料価格上昇の影響には留意が必要だ。足もとで銅、アルミ、鉄などの資材価格が高止まりしており、これが原料高となって利益を圧迫する可能性がある。大手を中心に海外での値上げで吸収するなどの対応策が示されていることから、影響は限定的との見方が強いが注意したい。
これらを踏まえた注目銘柄は、原料高への対応力が強い大手住宅設備機器企業だろう。
LIXIL の第1四半期(4-6月)決算で、リフォーム商材の国内売上高は760億円(前年同期比15%増)となり、コロナ禍前の20年3月期第1四半期の741億円を上回った。前年の経済活動の制限からの回復に加えて、非接触化や快適性の向上を目的とした需要の増加で水まわり商品の売り上げが好調。国内売上高に占めるリフォーム商材の比率も41%となり、前年同期に比べて5ポイント上昇し、業績を牽引した。22年3月期通期は営業利益780億円(前期比2.2倍)の従来見通しを据え置いたが、第1四半期業績が計画を上回ったことから上振れが期待されている。
また、衛生意識の高まりによる新たな需要も発生している。従来、リフォームといえばキッチンや浴室が中心だったが、コロナ禍ではまずテレワークのためのワークスペースの新設が増加。その後、感染が拡大するにつれ、家の中にウイルスを持ち込まない対策として、玄関まわりや洗面スペースのリフォームが増えているという。昨年から今年にかけて、住宅設備機器メーカー各社が「セカンド洗面台」といわれる、玄関まわりに設置できるコンパクトな洗面台の新商品を相次ぎ発表したことも、こうした傾向に拍車を掛けたようだ。
●原料高への対応力が強い住宅設備機器大手に注目
好環境にあるリフォーム市場だが、原材料価格上昇の影響には留意が必要だ。足もとで銅、アルミ、鉄などの資材価格が高止まりしており、これが原料高となって利益を圧迫する可能性がある。大手を中心に海外での値上げで吸収するなどの対応策が示されていることから、影響は限定的との見方が強いが注意したい。
これらを踏まえた注目銘柄は、原料高への対応力が強い大手住宅設備機器企業だろう。
LIXIL の第1四半期(4-6月)決算で、リフォーム商材の国内売上高は760億円(前年同期比15%増)となり、コロナ禍前の20年3月期第1四半期の741億円を上回った。前年の経済活動の制限からの回復に加えて、非接触化や快適性の向上を目的とした需要の増加で水まわり商品の売り上げが好調。国内売上高に占めるリフォーム商材の比率も41%となり、前年同期に比べて5ポイント上昇し、業績を牽引した。22年3月期通期は営業利益780億円(前期比2.2倍)の従来見通しを据え置いたが、第1四半期業績が計画を上回ったことから上振れが期待されている。
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