洋シヤタ、前期経常を一転6％増益に上方修正、配当も5円増額

　東洋シヤッター <5936> が5月7日午前(11:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の3.3億円→7.5億円(前の期は7億円)に2.3倍上方修正し、一転して5.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億円→6.2億円(前年同期は4.9億円)に3.1倍増額し、一転して25.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→20円(前の期は15円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成30年3月期通期連結業績については、平成30年3月期第２四半期の業績悪化に伴い、平成29年10月20日付「業績予想の修正に関するお知らせ」にて開示いたしましたとおり、通期連結業績予想を修正いたしましたが、受注済案件の採算管理強化及び小口案件の積極的受注等、利益改善策を実施いたしましたことに加えて、上記1.の営業外収益の計上により、利益面において前回発表予想数値を上回る結果となり、通期連結業績予想を修正いたします。

　当社は、中長期的な企業価値の向上と株主の皆様への利益還元のバランスの最適化を経営の最重要課題の一つとしてとらえております。平成30年3月期期末配当の1株当たりの配当予想につきましては、上記利益予想に鑑み、普通配当15円を５円増配し20円に修正いたします。