1,713円
元旦ビューティ工業のニュース
■アウトルック <5596> 1,300円 (+300円、+30.0%) ストップ高
アウトルックコンサルティング <5596> [東証G]がストップ高。13日取引終了後、マネーフォワード <3994> [東証P]子会社のマネーフォワードクラウド経営管理コンサルティングから連結子会社化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。マネフォ傘下に入ることを好感した買いが膨らんだ。TOB価格は1株1656円。買い付け予定数は219万7400株(下限183万4800株、上限は買い付け予定数と同じ)、買い付け期間は11月14日から12月11日まで。TOB成立後もアウトルック株の上場は維持される見通し。
■ビジョン <9416> 1,363円 (+300円、+28.2%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。ビジョン <9416> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1-9月)連結決算が、売上高261億1100万円(前年同期比9.0%増)、営業利益43億1700万円(同16.1%増)、純利益28億6900万円(同14.1%増)と2ケタ増益で着地したことが好感された。前期に東京空港検疫所支所などで 新型コロナウイルス対策の支援業務やPCR検査サービスを提供した反動があるものの、グローバルWi‐Fi事業で法人需要が堅調に推移したことや無制限プランの選択率が高水準で推移していることが売上高を牽引。情報通信サービス事業でOA機器と移動体通信機器の販売や電気の取り次ぎが好調に推移したことも寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高361億4500万円(前期比13.6%増)、営業利益57億700万円(同33.3%増)、純利益37億9700万円(同25.5%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、24年12月末時点の株主から株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視された。300株以上を保有する株主には既存の優待券に加え、QUOカード1万5000円分を年2回贈呈する。
■元旦 <5935> 1,901円 (+400円、+26.7%) ストップ高
元旦ビューティ工業 <5935> [東証S]がストップ高。13日の取引終了後、MBO(経営陣が参加する買収)の一環として、同社会長の舩木元旦氏が代表のSunny(神奈川県藤沢市)が元旦に対し、1株2080円で非公開化に向けてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。元旦の株価はTOB価格にサヤ寄せする流れとなった。買付予定数の下限は90万2200株(所有割合23.84%)で、上限は設定しない。TOB成立後、所定の手続きを経て、元旦は上場廃止となる見込み。東京証券取引所は13日、元旦を監理銘柄(確認中)に指定した。買付期間は14日から12月25日までとする。
■Lドリンク <2585> 2,347円 (+400円、+20.5%) ストップ高
東証プライムの上昇率3位。ライフドリンク カンパニー <2585> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.7%増の240億8700万円、最終利益が同5.6%増の20億8300万円となった。同社は4~6月期において最終利益は同10%減となっていたが、7-9月期の最終利益は同20%増となっており、好感されたようだ。既存工場の稼働率が向上したほか、御殿場工場の生産が始まったことなどが寄与し、生産数量が増加した。価格改定の効果もあって、同工場の固定費やM&Aに関連した費用を補って増益につなげた。あわせて同社は、連結子会社の0ビバレッジが、富士山の天然水山中湖(山梨県山中湖村)などと、ナチュラルミネラルウォーター製造事業の譲り受けに合意したと発表している。対象事業の直近の業績や取得価格は非開示としている。
■トリドリ <9337> 1,781円 (+300円、+20.3%) ストップ高
トリドリ <9337> [東証G]がストップ高。同社は13日の取引終了後、24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比39.5%増の30億9900万円、経常利益は同3.7倍の3億円となった。トップラインの成長と利益の拡大基調が鮮明となるなかで、7~9月期は四半期ベースで過去最高の業績となり、経常利益は同4.4倍。9ヵ月間の累計と比べて利益拡大のペースを加速させており、株価の支援材料となったようだ。インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「toridori base」が継続して伸長した。長期契約プランの設計と準備のために7~8月に一時的に新規顧客獲得数が減少したものの、9月には従来の水準に回復。足もとでは同プランの販売は好調に推移しているという。
■インフォR <9338> 4,480円 (+700円、+18.5%) ストップ高
INFORICH <9338> [東証G]がストップ高。スマートフォン向けモバイルバッテリーのシェアリングサービスを展開しており、国内で約8割とニッチトップの実力をいかんなく発揮し、足もとの業績も急速な伸びを示している。バッテリースタンドはコンビニエンスストアや携帯ショップ、駅、空港などに設置されるが、国内では4万5000台強に達している。また、グローバル展開にも余念がなく、海外での売り上げも増加している。13日取引終了後に発表した24年12月期第3四半期決算は営業利益が前年同期比4.3倍の11億1200万円と急拡大しており、これをサプライズ視する買いを呼びこんだ。
■アズーム <3496> 6,720円 (+1,000円、+17.5%) ストップ高
アズーム <3496> [東証G]がストップ高。同社は13日取引終了後、25年9月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比36.7%増の25億円としていることや、期末一括配当計画を前期比15円増配の40円としていることが好感されたようだ。売上高は同18.6%増の125億円を見込む。自社運営サイト「カーパーキング」のブランディング及び集客力アップを図り、駐車場紹介件数や受託台数、稼働台数の増加に取り組むなどとしている。
■LAホールデ <2986> 5,250円 (+450円、+9.4%)
LAホールディングス <2986> [東証G]が急反発。14日正午ごろに発表した第3四半期累計(1-9月)連結決算が、売上高317億1200万円(前年同期比39.8%増)、営業利益50億1100万円(同35.2%増)、純利益29億9400万円(同43.5%増)と大幅な増収増益となり、あわせて期末一括配当予想を221円から240円へ引き上げたことが好感された。土地企画販売事業で東京都中央区の大型案件の売却が完了したことや都市型商業ビル「A*G 井の頭公園」「A*G 西荻窪」の売却が完了したことが貢献。また、戸別リノベーションマンションが好調に推移し、再生不動産販売部門の粗利益が増加したことも利益押し上げに寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高389億円(前期比23.5%増)、営業利益60億円(同8.1%増)、純利益37億1000万円(同12.6%増)の従来見通しを据え置いている。
■巴 <1921> 941円 (+76円、+8.8%)
巴コーポレーション <1921> [東証S]が続急伸。同社は14日、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想は従来の見通しから30億円増額して350億円(前期比5.0%増)、経常利益予想は5億円増額して41億円(同7.4%増)、最終利益予想も5億円増額し140億円(同5.0倍)に見直した。経常利益は減益予想から一転、増益を見込む。鉄構建設事業の工事進捗が順調で採算も改善し、収益を押し上げる。9月中間期の売上高は前年同期比0.9%増の167億5400万円、経常利益は同23.4%増の22億4100万円、最終利益は同9.8倍の134億4800万円となった。
■TOYO <5105> 2,370円 (+187円、+8.6%)
東証プライムの上昇率8位。TOYO TIRE <5105> [東証P]が3日続急伸。同社は13日取引終了後、24年12月期通期の連結業績予想と配当計画を修正したことが買い手掛かりとなったようだ。通期の売上高予想は従来通り5600億円(前期比1.3%増)で据え置いた一方、営業利益予想は従来の810億円から860億円(同11.8%増)に上方修正。主力のタイヤ事業が堅調に推移していることが主な要因だとしている。また、期末配当を従来計画比5円増額の60円にすることも発表。これにより、中間配50円とあわせた年間配当は110円(前期は100円)となる。
■ディアライフ <3245> 949円 (+63円、+7.1%)
ディア・ライフ <3245> [東証P]が4日続急伸。14日、24年9月期の連結決算を発表。あわせて25年9月期について、最終利益が前期比2.1倍の68億円になるとの見通しを示した。2期ぶりに最高益を更新する見込み。更に、年間配当予想は同15円増配の62円としており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想は開示していない。リアルエステート事業において、単身者・DINKS向けの住宅に引き続き強い需要が見込めると想定。東京圏エリアの積極投資を継続し、収益安定性・流通性に優れた不動産の供給拡大に注力する。24年9月期の売上高は前の期比7.8%増の468億8000万円、経常利益は同24.7%減の46億5600万円だった。
■メルカリ <4385> 1,914円 (+111円、+6.2%)
メルカリ <4385> [東証P]が4日ぶり急反発。香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントが13日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、メルカリ株の保有割合が5.37%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入った。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」とし、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。報告義務発生日は11月6日。
■ラクス <3923> 2,134.5円 (+118.5円、+5.9%)
ラクス <3923> [東証P]が3日ぶり急反発。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を483億円から485億円(前期比26.3%増)へ、営業利益を90億円から94億円(同69.1%増)へ、純利益を69億円から73億1000万円(同74.6%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を3円90銭から4円10銭へ引き上げたことが好感された。主力サービスである「楽楽」シリーズの堅調な新規受注積み上げによりクラウド事業が高成長を維持しているほか、営業活動の強化が奏功しエンジニア稼働率が回復しているIT人材事業も堅調に推移していることが要因。また増収に加えて、費用対効果を重視し支出の精査を行っていることも寄与する。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高230億200万円(前年同期比30.2%増)、営業利益46億6000万円(同2.7倍)、純利益36億3000万円(同3.0倍)だった。
■上組 <9364> 3,399円 (+175円、+5.4%)
上組 <9364> [東証P]が3日続急伸。13日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。同時に自社株買いに関する発表も行っており、これらを材料視した買いが入ったようだ。上期の実績を踏まえて通期の売上高予想は従来の見通しから30億円増額し、前期比2.7%増の2740億円に、経常利益予想は15億円増額して同微増の342億円に見直した。経常利益は減益予想から一転、増益を計画する。4~9月期の売上高は前年同期比2.3%増の1376億5600万円、経常利益は同7.2%増の186億9000万円だった。港湾運送では飼料や穀物、青果物の取り扱い数量が持ち直した。大阪・南港地区での定温倉庫の建て替えに伴う取扱量の増加も寄与した。加えて同社は取得総数540万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.07%)、取得総額170億円を上限とする自社株買いの実施を発表。取得期間は11月14日から25年2月14日まで。この一環として前日終値3224円で14日午前8時45分の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において400万株の買い付けを行うと発表。381万4300株を買い付けたと同日に公表している。
■PHCHD <6523> 1,045円 (+52円、+5.2%)
PHCホールディングス <6523> [東証P]が5日続急伸。同社は11月13日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は41億円の黒字(前年同期は24.5億円の赤字)に浮上し、通期計画の103億円に対する進捗率は39.8%となったことで好感されたようだ。
■ユーザーロカ <3984> 2,015円 (+100円、+5.2%)
ユーザーローカル <3984> [東証P]が続急伸。同社は11月13日大引け後(15:30)に決算を発表、25年6月期第1四半期(7-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.3%増の5億円に伸び、通期計画の18.4億円に対する進捗率は27.3%となり、5年平均の24.6%とほぼ同水準だった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の1.11%にあたる18万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、好感されたようだ。買い付け期間は11月14日から25年1月31日までとなる。
■東映 <9605> 5,250円 (+200円、+4.0%)
東映 <9605> [東証P]が3日ぶり大幅反発。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1560億円から1716億円(前期比0.1%増)へ、営業利益を244億円から318億円(同8.4%増)へ、純利益を108億円から134億円(同4.1%減)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感された。アニメ関連で、国内外の配信権販売・版権事業が期初見込みを上回り好調に推移していることが要因としている。
■三谷商 <8066> 1,880円 (+64円、+3.5%)
三谷商事 <8066> [東証S]が大幅反発。14日午後1時30分ごろ、25年3月期の配当予想を中間27円・期末23円の年50円から中間33円・期末24円の年57円に増額修正したことが好感された。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高1580億4500万円(前年同期比0.9%増)、営業利益142億8500万円(同27.9%増)、純利益97億2900万円(同13.0%増)だった。建設資材の価格転嫁が進んだことやゴンドラ事業で高層マンションの改修などが前期に引き続き好調であったこと、スパイス事業の販売が好調だったことなどが寄与。また、ODA(政府開発援助)事業で新規の案件受注が好調だったことや完了が遅れていた案件の完了が進んだことなども寄与した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高3050億円(前期比6.1%減)、営業利益260億円(同0.2%増)、純利益159億円(同12.5%減)の従来見通しを据え置いている。
■やまびこ <6250> 2,518円 (+82円、+3.4%)
やまびこ <6250> [東証P]が5日ぶり大幅反発。14日午後2時、24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想を従来の見通しから20億円増額して1620億円(前期比7.0%増)、最終利益予想を10億円増額して140億円(同53.9%増)に見直した。直近の業績動向を踏まえたほか、想定為替レートを見直し、1ドル=145円(前回は140円)、1ユーロ=155円(同150円)とした。1-9月期の売上高は前年同期比7.9%増の1271億5100万円、最終利益は同48.4%増の134億3000万円だった。主力の小型屋外作業機械では北米市場においてプロモーション効果や良好な天候を背景に、ホームセンター向けを中心に伸長。欧州市場では新型ロボット芝刈機の販売が好調だった。
■サンマルク <3395> 2,415円 (+72円、+3.1%)
サンマルクホールディングス <3395> [東証P]が大幅続伸。13日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高329億4700万円(前年同期比4.6%増)、営業利益18億2600万円(同92.6%増)、純利益16億7200万円(同3.2倍)となり、従来予想の営業利益13億円を大きく上回って着地したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響の収束に伴う経済活動の回復による来客者数の増加が想定を上回ったことに加えて、業態のブラッシュアップや店舗運営効率の改善をはじめとする既存店売り上げの回復に向けた取り組みが奏功。原材料・エネルギー価格の高騰や円安の影響はあったものの、既存店売り上げの回復による固定費負担の減少や適切なコストコントロールの実施により大幅増益となった。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高640億円(前期比0.9%減)、営業利益30億円(同14.5%増)、純利益21億円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。
■アイシン <7259> 1,611.5円 (+44.5円、+2.8%)
アイシン <7259> [東証P]が反発。14日午後0時50分ごろ、 音声認識アプリシリーズ「YYSystem」が、累計100万ダウンロードを突破したと発表しており、好材料視された。「YYSystem」は、声や音を可視化する独自アルゴリズムをコアとして「意思疎通支援」を行うために開発されたアプリシリーズ。騒音環境のなかでの高い音声認識性能に加え、声や言葉だけでなく会話の雰囲気を伝えられることが特徴で、聴覚障害のある人が安心して便利に意思疎通ができる社会の実現に貢献する。また、20カ国語以上の言語に対応したリアルタイム翻訳機能を備えており、聴覚障害のある人だけではなく、外国人利用者に対してもコミュニケーション支援を提供しており、特にインバウンド需要の高いホテルや鉄道駅などの窓口への設置が進み利用が拡大しているという。
※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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