アルインコが一時１２％高、レンタル資産好稼働で２０年３月期業績予想を上方修正

　アルインコ<5933.T>が急反発して一時、前週末比１０８円（１１．９％）高の１０１８円に買われ、７月５日につけた年初来高値１０４５円に急接近している。前週末４日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を５６７億円から５７３億８０００万円（前期比６．５％増）へ、営業利益を３１億２０００万円から３５億９０００万円（同２２．９％増）へ、純利益を１９億９０００万円から２２億５０００万円（同１９．０％増）へ上方修正したことが好感されている。

　上期に、グループのコア事業である建設機材やレンタル関連事業で、新型足場「アルバトロス」や高速道路補修工事向け「ＳＫパネル」を中心に、広範なジャンルにわたって販売が増加していることが要因。また、期初からレンタル資産の稼働が好調を維持したことも寄与する見通しだ。

出所：MINKABU PRESS