1,957円
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■データセク <3905> 1,440円 (+300円、+26.3%) ストップ高
データセクション <3905> [東証G]がストップ高。9日の取引終了後、「先端AIデータイノベーション研究所」(AIDI)を設立したと発表しており、好材料視された。更なるAI分野のR&D機能及びビジネス領域における実装化を進展させ、自社の強みであるAIやデータ領域の一層の発展を目指すことが目的。また、成長ドライバーとなるビジネスシーズの発掘や社内外に向けた発信による採用活動への寄与、研究やイベントを通じた既存事業への案件創出なども行うとしている。
■タカキュー <8166> 135円 (+28円、+26.2%)
タカキュー <8166> [東証S]が5日ぶり急反騰。この日、東京証券取引所における監理銘柄(確認中)の指定が11日付で解除されると発表した。東証に提出した事業再生計画が適当と認められたことに伴い、上場廃止基準における改善期間の期限については、2025年2月28日(従来は24年2月29日)に変更された。改善期間内に純資産の額がプラスとなれば、上場維持基準に適合する状態となる。タカキューは事業再生計画に基づき、今期に純資産の額をプラスにする予定。今後の業績回復を期待した買いが入ったようだ。
■放電精密 <6469> 1,620円 (+300円、+22.7%) ストップ高
放電精密加工研究所 <6469> [東証S]がストップ高。金属放電加工の専業で業界トップクラスに位置するが、航空・宇宙関連のエンジン部品や環境・エネルギー関連のガスタービン部品などが売り上げを伸ばしているほか、価格改定効果なども発現し足もとの業績は会社側の想定を上回る好調となっている。9日取引終了後に発表した24年2月期決算は営業利益が2億3000万円(前の期は3億1100万円の赤字)と会社側計画から上振れた。また、25年2月期の同利益は前期比60%増の3億6800万円を見込んでおり、これを材料視する買いを呼び込んでいる。更に、同日に中期経営計画も発表、27年2月期に営業利益8億9900万円を目標に掲げており、これが買い人気を増幅させる格好となった。
■さくらネット <3778> 5,570円 (+705円、+14.5%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。さくらインターネット <3778> [東証P]がストップ高。そのほか、さくらケーシーエス <4761> [東証S]もストップ高に買われた。いずれもデータセンター分野に力を入れており、生成AI市場の急成長を背景にビジネスチャンス拡大が期待される状況にある。直近では米マイクロソフト
■プラッツ <7813> 795円 (+100円、+14.4%) ストップ高
プラッツ <7813> [東証G]がストップ高。9日の取引終了後、中国ハイアールグループの青島海爾家庭人工智能産業創新中心と業務提携し、医療介護用電動ベッドを製造販売する合弁会社を設立すると発表しており、好材料視された。今回の合弁会社設立は、ハイアールのシニア健康事業の一分野である「睡眠関連分野」に関する戦略提携と位置づけられており、プラッツは医療介護用電動ベッド及び周辺機器における技術協力を中心に取り組むことで中国事業の強化を図る。なお、合弁会社の海爾福康科技は青島海爾家庭人工智能産業創新中心66%、プラッツ34%の出資で設立し、プラッツの持ち分法適用関連会社となる予定で、24年6月期業績への影響は軽微としている。
■レイ <4317> 491円 (+40円、+8.9%)
レイ <4317> [東証S]が続急伸。9日の取引終了後、集計中の24年2月期連結業績について、売上高が110億円から112億円(前の期比10.0%減)へ、営業利益が9億円から11億5000万円(同17.7%減)へ、純利益が6億円から8億1000万円(同13.3%増)へ上振れ、最終減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感された。コンサート関連の受注が年間を通して好調であり、大型映像機材の稼働が高かったことに加えて、下期以降に大型の展示会やイベントなどが活発に開催され、受注も堅調に推移したことが要因としている。
■モンラボ <5255> 343円 (+23円、+7.2%)
モンスターラボホールディングス <5255> [東証G]が4日ぶり急反発。10日付の日刊工業新聞で、子会社モンスターラボが「次世代のインターネット技術『Web3』(ウェブスリー)対応のシステム開発・導入を支援するサービスで、シンガポールのWeb3関連サービス事業者、Bunzzと提携した」と報じられており、好材料視されたようだ。記事によると、モンスターラボがデジタル関連のコンサルティングサービスで培ったDXの知見と、Bunzz社のWeb3分野の技術力を生かすことで、ブロックチェーン技術を業務に生かしたい企業・団体に対して、事業戦略の立案から実装までの包括的な支援サービスを提供するとしている。
■HEROZ <4382> 1,613円 (+90円、+5.9%)
HEROZ <4382> [東証S]が続急伸。10日午前10時30分ごろ、しずおかフィナンシャルグループ <5831> [東証P]傘下の静銀信用保証で、HEROZの住宅ローン審査業務に活用する不正検知AIシステムの運用が開始されたと発表しており、好材料視された。今回、静銀信用保証で運用を始めた不正検知AIシステムは、住宅購入目的でない可能性のあるローンの申し込みを即時に検知し、不正利用を防止するもの。過去の審査データを学習済みのAIモデルが、住宅購入目的でない住宅ローンの不正利用に該当する可能性をスコアで可視化。審査担当者が審査時にスコアを参照することで審査業務を効率化させつつ、不正利用の見落としを防ぐことで審査精度を向上させることができ、審査精度の向上や審査担当者の業務負担軽減につながるとしている。
■日本化 <4092> 2,497円 (+133円、+5.6%)
日本化学工業 <4092> [東証P]が3日続急伸。9日の取引終了後、集計中の24年3月期連結業績について、売上高が400億円から380億円(前の期比0.2%減)へ下振れた一方、営業利益が16億円から21億円(同62.5%増)へ上振れたようだと発表したことが好感された。液晶や半導体及び通信向け、一般工業向けなどの主要取引先における販売数量が低調に推移したことで、売上高は計画を下回ったものの、原材料のサプライチェーンや調達価格の見直し、更には全社的なコスト削減などの収益改善策の取り組みが浸透したことで利益は上振れたとしている。なお、最終利益は投資有価証券売却益の計上などもあり、10億円から15億円(同75.4%増)へ上振れたとしている。
■アイスペース <9348> 830円 (+39円、+4.9%)
アイスペース <9348> [東証G]が大幅高で5日続伸。同社は10日、米国法人が米RTX
■トリプルアイ <5026> 838円 (+33円、+4.1%)
トリプルアイズ <5026> [東証G]が5日ぶり大幅反発。10日正午ごろ、「画像認識プラットフォーム・AIZE(アイズ)」の累計ユーザー数が10万IDを突破したと発表しており、好材料視された。「AIZE」は、クラウド上でAIエンジンが画像を認識・分析を行うもので、19年に主に顔認証の用途としてスタート。23年以降、数千人から数万人規模の大企業が勤怠システムにAIZEを採用する動きがあったことで急速にID数が拡大し、更に「Team Spirit」や「AKASHI」など大手勤怠システムとの連携、アルコール検知器との連携システムである「AIZE Breath」のヒット、販売パートナーが50社を超えるなどの複数の要因から今回の10万ID突破に至ったとしている。
■日製鋼 <5631> 3,746円 (+145円、+4.0%)
日本製鋼所 <5631> [東証P]が大幅高で3日続伸。SMBC日興証券が9日、日製鋼の目標株価を3500円から4200円に引き上げた。投資評価は「1」を継続する。防衛事業や原子力・電力向けの素形材製品で受注が好調だと指摘。原子力事業では欧州向けの新設案件に加えて、日本においても革新型軽水炉の新設が見込まれるほか、 防衛事業ではレールガンの開発案件、装甲車のライセンス生産も始まる見通しで、収益性は改善傾向が続くとの見方を示している。
■カーブスHD <7085> 826円 (+30円、+3.8%)
カーブスホールディングス <7085> [東証P]が3日ぶり大幅反発。9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年9月-24年2月)連結決算が、売上高170億2800万円(前年同期比17.6%増)、営業利益28億900万円(同38.2%増)と大幅営業増益となったことが好感された。会員数が前年同期末比2万4000人増、前期末比5000人増の78万2000人と順調に回復基調にあることが業績を牽引。また、会員向け物販の拡充を図り、特に主力商品であるプロテインの全面リニューアルや新商品の販売が順調に推移したことも寄与した。なお、24年8月期通期業績予想は、売上高346億~350億円(前期比15.2%~16.6%増)、営業利益49億~51億円(同27.2%~32.4%増)の従来見通しを据え置いている。
※10日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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