住友鉱など非鉄株が安い、中国懸念で銅やニッケル価格が下落

　住友金属鉱山<5713.T>や三菱マテリアル<5711.T>など非鉄株が安い。住友鉱は一時、前日比６９．０円（４．９％）安の１３４１．５円まで売られ年初来安値を更新した。中国景気減速懸念を背景に非鉄市況が下落。銅、アルミ、ニッケルなどが軒並み安となっている。２８日のロンドン金属取引所（ＬＭＥ）で銅相場（３カ月物）は前日比５８．０ドル安の１トン＝４９６５．０ドルに下落。８月下旬につけた４９３５ドルの安値を視野に入れている。また、亜鉛市況の下落を受け東邦亜鉛<5707.T>も急落している。非鉄市況の下落は関連株の業績悪化要因となるとの懸念が出ている。

住友鉱の株価は１２時３９分現在１３４６．５円（▼６４．０円）
三菱マの株価は１２時３９分現在３５７円（▼９円）
東邦鉛の株価は１２時３９分現在２８２円（▼２４円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）