決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … Ａｉｍｉｎｇ、千代建、マミヤＯＰ (8月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の8月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　高周波 <5476>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比2.7倍の7.8億円に急拡大した。

★No.3　三協フロンテ <9639>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比56.2％増の16.2億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の30億円に対する進捗率は54.3％に達し、5年平均の42.5％も上回った。

★No.4　千代建 <6366>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比83.3％増の64.6億円に拡大し、通期計画の200億円に対する進捗率は32.3％となり、5年平均の31.3％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5476> 高周波 　　　　東Ｓ 　 +10.87 　　8/ 2　　　1Q　　　　赤転
<3911> Ａｉｍｉｎｇ 　東Ｇ 　 +10.21 　　8/ 2　　上期　　　　0.59
<9639> 三協フロンテ 　東Ｓ　　 +2.93 　　8/ 2　　　1Q　　　 56.18
<6366> 千代建 　　　　東Ｓ　　 +2.85 　　8/ 2　　　1Q　　　 83.32
<5697> サンユウ 　　　東Ｓ　　 +0.91 　　8/ 2　　　1Q　　　 20.00

<7991> マミヤＯＰ 　　東Ｓ　　 +0.60 　　8/ 2　　　1Q　　　223.14

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース