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中央可鍛工業のニュース
中央可鍛、軽量・高強度な新素材の造形技術を有するARRIS Composites, Inc.へ出資
中央可鍛工業株式会社(本社:名古屋市中川区、代表取締役社長:武山直民、以下「中央可鍛」)は、ARRIS Composites,Inc.(本社:米国カリフォルニア州バークレー、CEO:イーサン・エスコウィッツ、以下「ARRIS」)への出資を実施いたしました。
中央可鍛は、自動車用鋳物製品の製造・販売を主力に事業を展開しておりますが、自動車業界を取り巻く環境が変化するなか、中期経営計画「CMC2020」において将来に向けた事業戦略を検討し続けてまいりました。
一方、米国のスタートアップであるARRISは、設計の自由度を高め、ネットシェイプ(net shape=切削等の後加工を必要としない状態)で軽量かつ高強度な製品の量産を可能とする先進性のある造形技術を有しております。ARRISはその技術力で既に様々な業界の有力なブランドとタイアップし、次世代商品の機能や魅力を上げる取り組みを進めています。その一つは、全米の電子機器見本市CES 2021で”Best of Innovation” Awardを受賞したSkydio社のドローンSkydio X2でも活用され、これまでは不可能であった製品を実現しました。元々、17の異なる部品の組み合わせていたものを、ARRISの技術を使い、より軽く、強度を高めながら一体成型を実現しました。
その他業界においても、有力企業であるAirbus社やLIFT社などと共に、設計の自由度を活かし、部品の統合やカーボンファイバー等の複合材料を使い、強度を維持しつつ突出した軽量化の実現を目指しております。
既存素形材の全てを置き換えるものではありませんが、素形材の新たな選択肢として中央可鍛の主力事業である自動車部品に加え、ARRISが既に手掛けているドローン等の航空宇宙分野など様々な活用が期待され、社会の課題解決に貢献でき得る技術であると考えております。
なお、今後、日本市場における協働について協議を続けてまいりますが、詳細が決定いたしましたら改めてお知らせ申し上げます。
技術説明
カーボンやグラスファイバーと樹脂を合わせた特殊繊維をリールから引き出し、繊維の形を作る。
形を作った繊維を組み合わせ、欲しい部品形状に合わせたプレフォーム品を作る。
プレフォーム品を金型にセットし、熱処理を行う
完成品(後処理なし)を取り出す。
ホームページ:
ARRIS Composites, Inc. [https://arriscomposites.com/]
中央可鍛工業株式会社 [https://www.chuokatan.co.jp/]
中央可鍛工業株式会社 代表取締役社長 武山直民
「ARRISのContinuous Fiber(短く切れず、長く継続した繊維)を使い、ネットシェイプで軽量かつ高強度製品の量産製造を可能とする技術は先進的であり、設計の自由度を高め、新たな価値を生み出せるものと考えています。それは自動車業界を始め、様々な社会課題を解決し得るものと感じています。我々は今後議論を深めながらARRISと共にこの技術の活用を検討していきたい。」
ARRIS Composites, Inc. CEO & Founder, Ethan Escowitz
「ARRISが近い将来市場に投入するスポーツ、自転車、ドローン、電子機器などの消費者向けの製品はとてもエキサイティングなものです。それらに加え、次のステップとして中央可鍛と共に手掛けていきたい自動車等の分野は、毎日の生活に関わるものであり、そこに変革をもたらすことはARRIS teamにとっても非常に刺激的で楽しみな挑戦です。」
【中央可鍛について】
中央可鍛は、1944年に創業以来、自動車や産業用ロボットに使用される鋳鉄・アルミなどの部品、およびオフィスチェア等の製造・販売を通じ、様々な産業分野の発展に貢献しております。
代表者: 代表取締役社長 武山 直民
資本金: 11億6,100万円
主要株主: トヨタ自動車(株)、(株)三菱UFJ銀行、第一生命保険(株)、(株)豊田自動織機 等
証券市場: 名古屋証券取引所 第二部上場
証券コード: 5607
URL: https://www.chuokatan.co.jp/
<問い合わせ先> 常務取締役 経営企画室長 武山 豊
TEL: 052-805-8600
MAIL: cmc_pjar@chuokatan.co.jp
中央可鍛工業株式会社(本社:名古屋市中川区、代表取締役社長:武山直民、以下「中央可鍛」)は、ARRIS Composites,Inc.(本社:米国カリフォルニア州バークレー、CEO:イーサン・エスコウィッツ、以下「ARRIS」)への出資を実施いたしました。
中央可鍛は、自動車用鋳物製品の製造・販売を主力に事業を展開しておりますが、自動車業界を取り巻く環境が変化するなか、中期経営計画「CMC2020」において将来に向けた事業戦略を検討し続けてまいりました。
一方、米国のスタートアップであるARRISは、設計の自由度を高め、ネットシェイプ(net shape=切削等の後加工を必要としない状態)で軽量かつ高強度な製品の量産を可能とする先進性のある造形技術を有しております。ARRISはその技術力で既に様々な業界の有力なブランドとタイアップし、次世代商品の機能や魅力を上げる取り組みを進めています。その一つは、全米の電子機器見本市CES 2021で”Best of Innovation” Awardを受賞したSkydio社のドローンSkydio X2でも活用され、これまでは不可能であった製品を実現しました。元々、17の異なる部品の組み合わせていたものを、ARRISの技術を使い、より軽く、強度を高めながら一体成型を実現しました。
その他業界においても、有力企業であるAirbus社やLIFT社などと共に、設計の自由度を活かし、部品の統合やカーボンファイバー等の複合材料を使い、強度を維持しつつ突出した軽量化の実現を目指しております。
既存素形材の全てを置き換えるものではありませんが、素形材の新たな選択肢として中央可鍛の主力事業である自動車部品に加え、ARRISが既に手掛けているドローン等の航空宇宙分野など様々な活用が期待され、社会の課題解決に貢献でき得る技術であると考えております。
なお、今後、日本市場における協働について協議を続けてまいりますが、詳細が決定いたしましたら改めてお知らせ申し上げます。
技術説明
カーボンやグラスファイバーと樹脂を合わせた特殊繊維をリールから引き出し、繊維の形を作る。
形を作った繊維を組み合わせ、欲しい部品形状に合わせたプレフォーム品を作る。
プレフォーム品を金型にセットし、熱処理を行う
完成品(後処理なし)を取り出す。
ホームページ:
ARRIS Composites, Inc. [https://arriscomposites.com/]
中央可鍛工業株式会社 [https://www.chuokatan.co.jp/]
中央可鍛工業株式会社 代表取締役社長 武山直民
「ARRISのContinuous Fiber(短く切れず、長く継続した繊維)を使い、ネットシェイプで軽量かつ高強度製品の量産製造を可能とする技術は先進的であり、設計の自由度を高め、新たな価値を生み出せるものと考えています。それは自動車業界を始め、様々な社会課題を解決し得るものと感じています。我々は今後議論を深めながらARRISと共にこの技術の活用を検討していきたい。」
ARRIS Composites, Inc. CEO & Founder, Ethan Escowitz
「ARRISが近い将来市場に投入するスポーツ、自転車、ドローン、電子機器などの消費者向けの製品はとてもエキサイティングなものです。それらに加え、次のステップとして中央可鍛と共に手掛けていきたい自動車等の分野は、毎日の生活に関わるものであり、そこに変革をもたらすことはARRIS teamにとっても非常に刺激的で楽しみな挑戦です。」
【中央可鍛について】
中央可鍛は、1944年に創業以来、自動車や産業用ロボットに使用される鋳鉄・アルミなどの部品、およびオフィスチェア等の製造・販売を通じ、様々な産業分野の発展に貢献しております。
代表者: 代表取締役社長 武山 直民
資本金: 11億6,100万円
主要株主: トヨタ自動車(株)、(株)三菱UFJ銀行、第一生命保険(株)、(株)豊田自動織機 等
証券市場: 名古屋証券取引所 第二部上場
証券コード: 5607
URL: https://www.chuokatan.co.jp/
<問い合わせ先> 常務取締役 経営企画室長 武山 豊
TEL: 052-805-8600
MAIL: cmc_pjar@chuokatan.co.jp
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