新日本電工のニュース
<5563> 新日本電工
四季報より 業種:鉄鋼。
【特色】日本製鉄系、鉄鋼向け合金鉄最大手。南アにマンガン鉱山権益、機能材、環境、電力事業を育成
【反落】電池材料不調だが、合金鉄が前半の高い契約価格で採算高水準。持分損益急改善。為替差益。23年12月期は電池材料など設備増強が寄与。が、合金鉄は市況下落で採算悪化。電力費高も痛い。営業益反落。
【環境事業】自治体から収集の焼却灰を溶融固化する事業は22年9月に新規溶融炉完成し、4炉体制に。22年12月期の持分益は合金鉄生産するマレーシア合弁が採算好転。
2022年11月8日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益は現時点では発表なし、経常利益+45.6%の100.00億円と3期連続の増益の見通し。
現在は、2020年3月13日の108円の底打ちからの上昇トレンド(A)の中の動きとなっています。この中で7月31日の142円を2点底にして上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2021年5月10日に410円と年初来高値をつけ、7月20日に284円まで押し目を入れて反発し、10月27日に393円で当面の2番天井をつけました。ここから2022年1月28日に272円まで下げて、上昇トレンド(C)へ転換しています。この中で5月11日に298円の2番底をつけて、11月22日に459円の前年来高値を更新し調整に入っています。
<3036> アルコニックス
四季報より 業種:卸売業。
【特色】双日の非鉄販社が分離独立。商社機能と製造業を融合した非鉄金属の総合企業。M&Aに積極的
【横ばい】商社部門は円安でアルミ銅の取扱高増加。電子機能材料はレアメタル市況上昇が貢献。製造部門も好採算のメッキ材料が増加。原燃料価格の上昇で利益足踏みだが、最高純益水準続く。24年3月期は製造部門の販価引き上げ寄与、営業増益に。
【譲受】チタン部門強化のためスイス系商社の日本法人から金属事業譲受。部長兼務取締役を廃止し執行と監督の分離強化。
2022年11月8日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は-17.4%の91.00億円、経常利益-18.2%の90.00億円の減収・減益の見通し。
コロナ相場での急落で、2020年3月17日の872円の底打ち後の上昇トレンド(A)の中で、約1年間の上昇で2021年3月4日に1813円の年初来高値をつけました。ここをピークに6月21日に1406円まで押し目を入れ、短期の上昇トレンド(B)を形成して、この中で9月16日の1802円、10月19日の1813円と2番天井をつけ、急反落となり12月3日の1149円で当面の底打ちとなりました。ここを安値の基点として、2022年3月3日に1512円の高値をつけ、三角保ち合い(C)を形成しています。この中の煮詰まってきたところで、12月23日の1284円を安値に上放れするところまで上昇しています。押し目があれば狙うところです。
<6502> 東芝
四季報より 業種:電気機器。
【特色】総合電機大手。不正会計や米国原発事業の巨額損失で経営危機に。非公開化含めた再編策を検討
【一転減益】インフラは公共、鉄道とも堅調増。半導体は産業向け軸に好調。が、HDDの需要後退。特別委員会費用増。製品保証引当金や複合機ののれん減損で一転営業減益。キオクシア持分益。空調売却益。24年3月期はインフラや半導体牽引し上向く。
【再建策】日本産業パートナーズ主導の企業連合が2兆円超軸に買収提案。オリックス、中部電力、ロームなどが参加検討。
2022年11月11日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は-21.4%の1250.00億円、経常利益は現時点では発表なしの増収の見通し。
2020年12月28日の2831円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2021年4月14日の1975円、7月14日の5000円と2点天井をつけて、8月13日に4145円まで押し目を入れ、11月5日に5245円の高値をつけて、目先ピークとなって、短期の下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2022年3月8日の3990円で当面の底打ちとなって大幅上昇し、6月2日に5938円の年初来高値更新となりました。ここをピーク下降トレンド(C)へ転換しています。この中で9月7日に4906円まで下落して、10月13日に5616円の戻り高値をつけ再下落となって、12月21日に4310円まで下落し、もいあって下値を探っているところです。
<1719> 安藤・間
四季報より 業種:建設業。
【特色】ダム、トンネルなど大型土木に定評ある準大手ゼネコン。建築主力の安藤建設を13年に吸収合併
【下振れ】9月末単体受注残5859億円(前年同期比19・3%増)。建設は物流倉庫工事進む。が、一部土木に想定外の進捗遅れ発生。営業減益幅拡大。為替差益。受取損害賠償特益。24年3月期はトンネル工事等消化。
【対策】昨今の資材高には受注前から調達情報精度向上、管理徹底で対応。02年から続いた東亜建設工業との業務提携解消、現在協業領域なく相乗効果も出ないと判断。
2022年11月8日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は-12.8%の232.00億円、経常利益-10.6%の231.00億円と2期連続の減収・減益の見通し。
コロナ相場での急落で、2020年3月23日に588円の1番底をつけ、6月2日に722円まで反発したあと再下落となって、8月3日に551円の2番底で底打ちとなりました。ここから角度の大きい上昇トレンド(A)を形成し、この中で2021年3月23日に913円の高値をつけました。ここを当面のピークにして、11月11日に717円まで下げ再上昇となって、2022年2月17日に940円の年初来高値更新となりました。ここを高値に5月19日に787円まで下げて、三角保ち合い(C)を形成し、煮詰まったところで上放れの形となっています。
<7949> 小松ウオール工業
四季報より 業種:その他製品。
【特色】オフィスビル等の間仕切り総合メーカー、国内首位。新設ビル向けに強い。国内市場重点姿勢
【下振れ】9月末受注残184億円(前年同期比22・6%増)。大型オフィス・工場向けは需要増。だが工期延期に加え価格転嫁追いつかず営業益下振れ。24年3月期は首都圏オフィス順調、工場・宿泊施設貢献。
【オフィス深耕】大都市部中心にショールームを相次ぎ設置、柱のオフィス需要向けに照準。長期・短期のバランス受注は順調。天井付き個室ブースを22年12月から販売。
2023年1月26日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+12.4%の20.00億円、経常利益+11.0%の20.50億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
コロナ相場での急落で、2020年3月13日に1532円で底打ちとなり、3月27日に2108円まで自律反発しました。ここから4月3日に1728円まで下げて、6月4日に1972円まで反発し再下落となって8月3日の1655円で2番底となりました。ここから三角保ち合い(A)の煮詰まりの動きとなって、12月8日の1710円を安値に上放れとなり、2021年3月29日に2150円の年初来高値をつけ、下降トレンド(B)へ転換しています。この下降トレンド(B)の中で、2022年4月19日に1772円の安値をつけて7月21日に2076円の2番天井をつけ、短期の下降トレンド(C)となって、12月6日に1789円まで下げ、4月19日の1772円に対する2番底となって反発に転じています。
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