高周波、今期営業を一転6％減益に下方修正

　日本高周波鋼業 <5476> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益は前年同期比2.7倍の5億9200万円に急拡大し、従来予想の4億円を上回って着地。
　しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の6億円→5億円(前期は5億3000万円)に16.7％下方修正し、一転して5.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業損益は9200万円の赤字(前年同期は3億1400万円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業損益は3億1600万円の黒字(前年同期は1億5800万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.6％→2.8％に大幅改善した。

株探ニュース