高周波、今期経常を28％下方修正

　日本高周波鋼業 <5476> が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.0％減の7億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10.4億円→7.5億円(前期は12.8億円)に27.9％下方修正し、減益率が19.0％減→41.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.8億円→2.9億円(前年同期は5億円)に50.0％減額し、一転して43.0％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.5％減の2.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の2.3％→1.9％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　輸出向けや産業機械向けの一部調整により売上高の減少などが見込まれることから、平成30年10月30日に公表した通期連結業績予想数値を修正します。