高砂鉄、今期経常を24％上方修正、配当も10円増額

　高砂鐵工 <5458> [東証２] が1月31日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は6億4000万円の黒字(前年同期は4500万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5億9000万円→7億3000万円(前期は1億1100万円)に23.7％上方修正し、増益率が5.3倍→6.6倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億9500万円→3億3500万円(前年同期は2億4300万円)に71.8％増額し、一転して37.9％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→35円(前期は10円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の2億4500万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.5％→8.9％に急改善した。

株探ニュース