東京鉄、今期経常は8％減益へ

　東京鐵鋼 <5445> が5月7日後場(14:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常損益は32.6億円の黒字(前の期は8.7億円の赤字)に浮上したが、20年3月期の同利益は前期比8.1％減の30億円に減る見通しとなった。

　同時に、従来未定としていた前期の期末配当を10円(年間配当は20円)実施するとし、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は6.7億円の黒字(前年同期は3.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.2％→3.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（差異の理由）　当連結会計年度の業績につきましては、売上高はほぼ予想通りになりましたが、利益面では主原料の鉄スクラップ価格が想定していた価格よりトン当り1,000 円程度下回ったことを主な要因として、予想を上回る結果となりました。(注) 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確実な要因が内在しております。実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。