合同鉄、今期営業を一転赤字に下方修正

　合同製鐵 <5410> が10月29日後場(13:45)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は18億4900万円の赤字(前年同期は37億5200万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の5億円の黒字→5億円の赤字(前期は49億8700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益は前年同期比9.2％増の13億4900万円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業損益は13億1300万円の赤字(前年同期は14億0300万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.1％→-2.7％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年3月期通期業績予想につきましては、主原料である鉄スクラップ価格が想定を上回ったこと等により、営業損益は前回公表値を下回る見通しとなりました。(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。