中山鋼、１１年３月期は最終黒字回復へ

　鉄鋼大手の中山製鋼所が７日午後１時４０分、１１年３月期の連結業績予想を発表した。

　売上高は前期比２４．５％増の１９４５億円、営業損益は６０億円の黒字（前期８４億６１００万円の赤字）、最終損益は５億円の黒字（同１９６億５４００万円の赤字）を回復する見込み。配当予想は未定。

　鉄鋼事業では大幅なコスト削減に取り組むほか、鋼材販売価格の改善を進めていく。また、薄板の分野では、１０年５月上旬完成予定のエッジヒーター設備の稼働により一層の品質向上を実現、高炉メーカーからの受託圧延量の拡大につながるとの見通しを示している。

　午後１時５０分時点の株価は１円安の１４８円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社