ＴＹＫが小幅続伸、２２年３月期業績及び配当予想を上方修正

　ＴＹＫ<5363.T>は小幅続伸している。前週末１２日の取引終了後、２２年３月期の連結業績予想について、売上高を２４５億円から２５５億８０００万円（前期比１１．６％増）へ、営業利益を２３億９５００万円から３１億８０００万円（同５２．５％増）へ、純利益を１３億８００万円から１８億１０００万円（同４０．９％増）へ上方修正し、あわせて中間・期末各３円で年６円を予定していた配当予想を各４円の年８円（前期６円）へ引き上げたことが好感されている。

　主力の鉄鋼向け耐火物の売り上げ増と、それに伴い生産性の向上による利益が増加し上期の業績が予想を上回ったことが要因としている。同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高１２７億８９００万円（前年同期比１６．７％増）、営業利益１６億７２００万円（同２．３倍）、純利益９億５２００万円（同２．１倍）だった。

出所：MINKABU PRESS