美濃窯、上期経常を55％上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額

　美濃窯業 <5356> [名証２] が8月10日大引け後(16:50)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比5.6倍の6.5億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の5.5億円→8.5億円(前年同期は4.7億円)に54.5％上方修正し、増益率が15.8％増→78.9％増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の12億円→13.5億円(前期は11.8億円)に12.5％上方修正し、増益率が1.3％増→13.9％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の4.1％→16.8％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成31年３月期第２四半期累計期間及び通期の業績予想につきましては、耐火物事業は、新規顧客開拓への積極的な取組が奏功し、さらには生産性改革、効率化及びコスト削減に積極的に取り組んだことと、前年同期に発生した製品保証引当金が今期は激減した反動もあり、増益となりました。プラント事業は、半導体製造装置向けセラミックス製造設備が好調となり増益となりました。これらの結果、売上高、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する四半期（当期）純利益について当初予想を上回る見込みとなりました。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の種々の要因により予想数値と異なる可能性があります。