トーヨーアサノは一時１７％高、第１四半期営業利益２．０倍で上期計画上回る

　トーヨーアサノ<5271.T>が９連騰して一時、前日比６２５円（１６．７％）高の４３９０円まで買われ、連日の年初来高値更新。１０日の取引終了後に発表した第１四半期（３～５月）連結決算が、売上高４１億７４００万円（前年同期比５．４％増）、営業利益３億５９００万円（同２．０倍）、純利益２億１５００万円（同２．４倍）と大幅営業増益となり、上期計画の営業利益３億円を上回って着地したことが好感されている。

　コンクリート２次製品事業で主力のコンクリートパイルが関東、静岡・山梨で需要が増加したほか、積極的な受注活動を行ったことが奏功。また、杭打ち工事の採算が改善したことも寄与した。

　なお、１９年２月期通期業績予想は、売上高１５０億円（前期比７．１％減）、営業利益５億２０００万円（同３１．２％減）、純利益２億４０００万円（同４９．４％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS